日帰り検査。
様々な検査を唐津赤十字病院で受けましたが、担当の医師からは結局のところは原因は不明との診断でした。更に高度な検査が必要という事で佐賀医大病院に、先ずは日帰りでの検査という事になりました。妻と一緒に担当の医師から丁寧な説明を受け各種検査に廻ることになりましたが、日赤病院から検査データは送られてきているが、なぜ重複して検査が必要なのかも説明して頂き、検査を待っている間も近くの看護師さんや職員さんが声を掛けて頂き、比較的ストレスなく各種検査を廻れました。担当の医師からも待ち時間を詫びて頂き、なぜ時間がかかってしまうのか、待ち時間の短縮に取り組まれている事を話して頂き安心感がありました。検査後、もう一度担当の医師との面談があり、ALSや偽アルデストロン症のことなどをお話しましたが、今回はALSの可能性について否定はされませんでした。偽アルデストロン症については、漢方薬の服薬を止めているのに症状の改善がみられないことから否定的な見解でした。
入院検査。
診断を確定するためにも入院での検査が必要だと言われて、病室の空きの連絡を待つことになり、その日は帰宅しました。2021年が明けてから、程なく検査入院の連絡あり(前回の担当医から直接電話連絡がありました。)佐賀医大病院に2週間程検査入院する事になりました。佐賀医大病院までは住まいから車で70分程かかり、コロナ禍真っ只中という事で面会も出来ません。妻からの定期的な電話連絡で、入院担当の医師や看護師さん、同室の患者さん達からもとても良くしてもらっているの言葉に、いくらかの安堵感を覚えました。妻は、日々色んな検査が続き体力的にも精神的にも大変だったと思いますが、食事はちゃんと食べてるかとか、洗濯物はごめんなさいとか、いつも私の事ばかり心配してくれていました。妻に甘えてばかりで家事をやってこなかった事を今更ながら後悔していました。
検査結果の診断説明。
検査結果の面談を行いたいと入院担当の医師から連絡があり(この時も担当の医師から直接に電話連絡を頂いて信頼感がありました。)医師からの連絡から面談日の当日まで祈るような気持ちで時間を過ごしていました。更年期症状からの一時的なものであって欲しいとか、漢方薬の服用は止めたけど、偽アルデストロン症の症状改善が遅れているだけかもしれないと希望的な観測を持ちながらも、やはり症状的にALS(筋萎縮性側索硬化症)の可能性が大きいのではないかと思っていました。妻からの電話で担当医師に「悪い検査結果ではないでしょうね。」と尋ねたら当日にご主人を交えて話します。との回答だったと聞いて更にそうではないかと思いましたが、この頃は仕事中もどう過ごしていたのか、就寝中も眠れていたのか、あまり覚えていません。そして、検査結果の面談の日を迎えました。