商工会議所には入会すべき?

商工会議所と商工会

商工会議所市や特別区にあって比較的に事業規模も大きめで、大企業も会員になっていて国際業務まで手掛けています。管轄は経済産業省政策局です。商工会町村部にあり、地域に根付いた活動を行っています。管轄は経済産業省の中小企業庁管轄になっています。どちらも企業のサポートを目的とした非営利の公営の組織です。ここでは商工会議所についてお話しをしたいと思います。よく、事業主様から商工会議所には入会した方が良いですか?と聞かれることがありますが、出来るなら入会することをお勧めしています。年会費は地域差がありますが、個人会員で年間6,000円~企業会員で12,000円~位で決して高くはないと思います。入会することで様々なメリットがありますので、まだ加入されていない事業主様は加入を考えられてみてはいかがでしょうか?

商工会議所に入会するメリット

1.経営のアドバイスを受けることが出来ます。商工会議所の職員の経営指導員さんから様々な経営のアドバイスを受けることが出来ます。2.確定申告の相談を受けられます。事業を始めたばかりの年度は確定申告については、随分と分からない事だらけですが青色申告もサポートして貰えます。3.エキスパートバンクという制度から技術や技能面をはじめ企業の体質改善や強化のために専門家を直接派遣して問題解決を図ってもらえます。4.研修会や各種セミナーに参加することが出来ます。セミナーも管理職向けや若手社員向けなど様々なものが企画されています。5.融資や補助金を受けられる機会が増えます。以前にもお話させて頂きましたが、小規模事業者持続化補助金など様々な補助金助成金制度を知ることが出来ます。そもそも商工会議所の推薦がないと受けられない補助金もあります。

経営面でもメリットがあります

各種の研修会やセミナーを通じて複数の経営者の方と知り合う機会があり人脈づくりが出来ます。また商工会議所の主催や共催で各種の商談会や展示会が開催されている事もあり販路拡大が計れます。商工会議所の会員さん向けに業種を絞ってチラシを安く配布出来る場合もあって効率的な販売戦略を立てることも出来ます。また経営者の退職金制度の小規模企業共済。取引先が突然に倒産した際に貸付を受けられる経営セイフティ共済。国内において販売、製造した製品が原因で損害賠償の提訴がなされた場合に損害賠償金や訴訟費用に備えるPL保険制度。突然の病気やけで就労出来なくなった場合に所得が保証される休業補償プランなど様々な各種共催が提供されていますので、用途に合わせて利用することが出来ます。尚、当事務所では補助金・助成金申請手続きや公的融資手続きのサポートをさせて頂いています。成功報酬制ですので、安心してご相談下さい。

行政書士 辻賢一事務所