銀行融資

融資のお手伝い

お仕事のご依頼で事業主様の銀行融資のお手伝いをさせて頂く機会があります。県や市町村等の自治体が1%台の低い金利での制度融資を設けてくれていますが、申し込みの窓口は地銀さんや信金さんなどの地元の銀行さんになります。低い金利での融資は事業主様にとってとてもありがたい制度なのですが、提出書類の多さや煩雑さが大変です。事業主様は日々の仕事で多忙でなかなか書類作成に割く時間もままならない事も多いように思えます。事業計画書収益計画書等作成して提出しなければならない書類も少なくはありません。書類の雛形はありませんか?とお尋ねしても決まった定型の雛形はありませんと答えられることが多いような気がします。しかし、よく調べてみると各系列の銀行さんで使われている書式があったりします。担当の銀行員さんも見慣れた書式の方がお話もスムーズに進むようです。

銀行員さん

融資の窓口で実際にお話しをさせて頂くのは担当の銀行員さんになります。役所の窓口でもそうですが、やはり担当して下さる銀行員さんで随分と印象も変わります。みなさん基本的には真面目で親切な方ばかりですが、人間ですから相性があるのは致し方ありません。無事に融資が下りるまでは数回はお会いすることになりますし、内容によっては事業主様と同席することもありますので、提出書類について解りやすく説明して頂けると本当に助かります。書類の中でも事業主様本人でないと用意できない物もありますので、タイムスケジュールに沿って揃えて行く必要があります。申請手続きもAI化や電子申請システムが進む世の中ですが、やはり最後は人だなと思います。融資制度短期のものや運転資金に使えるもの制度や設備資金に使えるものなど様々です。事業主様のニーズを聞いて事業主様と銀行さんとのパイプ役になることも大切なことだと実感しています。

事業主様のお話しを聞いて書類にする

電子申請も増えてきたとお話しさせて頂きましたが、事業計画書などは事業主様の経営理念や将来の夢や展望等をよくお聞きして文書化・数値化することが大切です。まだまだ人でないと出来ない事柄も多いと思います。事業主様の仕事を通しての地域振興などの熱い思いを聞かせて頂くと、つい時間を忘れて予定の面談時間をオーバーしてしまうこともあります。事業主様と担当の銀行員さんの間を行き来するうちに何とか融資が無事に下りて欲しいと祈るような気持にもなります。無事に融資が通った時の事業主様と担当の銀行員さんの笑顔を観ることが出来ると自分も感謝の気持ちでいっぱいになります。当事務所は成功報酬制です。融資が通らなかった場合は実費を除いて報酬は頂いていません。お気軽にご相談下さい。

行政書士 辻賢一事務所