⑴終活とは
終活とは何でしょうか?
終活にはっきりとした定義があるわけではありませんが、一般的には「終末期の準備」という意味で理解されているようです。私自身も最愛の妻に先立たれ、老いて行く中で、病気のこと、死についてや死後のことについて考える時間が増えてきました。病気になり、意識が確認できない状態になっても、家族には延命治療をどうするかなどの様々な決断が迫られます。妻の場合は、しっかりと自分の意思を表明していましたので、その点で悩むことはありませんでした。一切の延命治療を受けませんでしたが、壮絶でしたが最期まで凛として美しく、妻らしい尊厳ある終末だったと思います。
⑵エンディングノート
老いて行く過程の中で、病気になったり認知症が進んだりして、自分の意思を伝えられなくなったらどうしょう?、、近くに家族が住んでないので死後の様々な手続きをどうしょう?、、考えると様々な気持ちが交錯してしまいます。判断する能力が衰えてしまう前に信頼できる人に後見を任せる契約を結ぶことも出来ます。延命治療をどこまで行うのかを予め宣言書として残す方法もあります。近くにご家族や親戚がお住まいでない場合は死後の事務手続きを任せる契約を結ぶ事も可能です。様々な気持ちを整理して、残されるご家族が判断に困らないように「エンディングノート」を書く人が増えています。
⑶ご一緒に作りましょう。
しかしながら、ただ漠然とエンディングノートを書こうと思っても書式や項目がよくわからないと言われる方も多いようです。なかなか考えがまとまらない。書いてるうちに様々な不安や戸惑いの気持ちが湧いてしまった。というお話を聞かせて頂いたこともあります。依頼者様の気持ちを充分にお聞きして、項目を整理して納得のいくエンディングノートを作成できますし、もちろん依頼者様の意思に寄り添ってエンディングノートを見直してゆくことも出来ます。終活はたんに終末期の準備だけでなく、充実した人生を送る為の前向きな取り組みと言えるかもしれません。是非一度、お気軽にご相談下さい。
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