制度の壁

 最近、自分が福祉系のご相談をお受けする中で、難病認定や身体障害者手帳の申請をお手伝いすることがあります。そのこと自体は、自分にとって信頼して頂けている証でもあり、やりがいを感じてはいます。しかし、以前妻の時にも直面したように、制度の壁にぶつかってしまった時は本当に心が痛みます。特に相談者の方々が抱える日々の精神的なご負担や、申請が通らなかった時の落胆されたお姿を見ると、どうしても自分の無力さを感じずにはいられません。コロナ禍など未知の病気によって予期せぬ副反応症や後遺障害が現れて、今まで見えていなかった課題が一気に表面化したような気がします。患者さまやご家族の皆様の切実な声やメディアの報道、国や地方公共団体の議会で取り上げられることなどで、制度自体は変わろうとしている兆しは見えるものの、患者さまの実態と認定制度の間には、今はまだまだ大きな隔たりがあり、一つ一つの申請が積み重なっていくことでしか変化を生まない時間のかかる現状に、やるせない気持ちが湧いてきます。自分に出来ることは本当に微力で小さいと思いますが、相談者さまの声を丁寧にお聞きして少しでも不安な気持ちを和らげて、その気持ちに寄添い行政との間で少しでも申請が通る可能性のある書類作りに日々、努力精進を続けて行きたいと思っています。特定行政書士は行政不服申し立て手続きについて代理し、及びその手続きについて、当該機関に提出する書類を作成することが出来ます。

行政書士 辻賢一事務所」 特定行政書士 辻賢一