警察に通報されたら、、
電車内での卑劣な痴漢行為は決して許されない犯罪ですが、最近は痴漢冤罪事件も増えていると言われています。犯人を誤認して間違えてしまう場合もありますが、被害を申し立てた女性が事件をでっち上げる事も起きています。今も芸能界で活躍されているB女史は高校生の時に痴漢を通報して捕まえた話を武勇伝的にテレビで語っていましたが、そのうちの数件は虚偽の通報だったと笑い話にされていたのにはゾッとしました。中には電車内でのスマホの通話を注意されたことの腹いせに事件をでっち上げたケースや短期間に複数の痴漢事件をでっち上げて高額の示談金をせしめてた悪質なケースもあります。被害者保護の立場から被害を申し立てた女性の言い分をまず疑わないケースが多いので、警察に通報されると犯人と言われた男性は、とても不利な状況になります。警察に何日も拘留され取り調べを受け、罰金刑で済む。自宅にも早く帰れるからと自白を勧められて、やっていないのに痴漢行為を認めてしまったり、後日に疑いが晴れても本人の社会的信用も失墜してしまい職を失ってしまったり、噂話やsnsへの投稿等により本人はもとより、家族も心身共に立ち直れない程の大きなダメージを受けてしまうケースも起きています。このような状況にならない為にも自分自身を守る術が必要になります。
君子危うきに近寄らず
痴漢冤罪事件に巻き込まれない為の男の護身術と言っても何も特別なことはありません。君子危うきに近寄らずです。自分はまず、電車やバス内では年齢に関係なくご婦人の隣には座りません。若くもイケメンでもありませんし、年齢からくる加齢臭も有るでしょうから、女性も横に座って欲しくないと思うからです。先に座っていて後から横に女性が座られた時は、席を立つか空いていれば他の席に移動します。立っている時も必ず両手は吊り革以上の高さに上げています。そこまで気を使わなくてもいいんじゃないですかと言われる事もありますが、これだけの対策で無用な疑いをかけられずに済むなら安いものです。害を加える者に近寄らないは、いかなる場合も護身術の基本中の基本です。それでは万が一にも痴漢の嫌疑をかけられてしまったらどうすればよいでしょうか？痴漢行為は原則として現行犯逮捕なので全力疾走で現場から逃げろという有識者もいらっしゃいますが逃げた末に捕まってしまったら、それこそ申し開きの余地もありませんし、鉄道敷地内での逃走は他の人の転倒事故を誘発する恐れもあり大変危険です。
目撃者を捜して協力を仰ぐ
万が一にもやってもいない痴漢の嫌疑をかけられてしまった場合は、逃げずに先ずは落ち着いて対応することです。現場から逃走すると犯人と確信されて周りの人に取り押さえられたりします。痴漢被害を申し立てた女性に対して、勘違いや人間違いではないかということを冷静に話します。自分の立ち位置からは行為に及ぶことは無理であることや、近くに居る乗客の目撃者を捜して証言の協力を仰ぐことや無実が立証された時は、名誉棄損や慰謝料支払いの対象になることを理路整然と話します。現行犯逮捕の原則から現場からの回避は一理ありますので、逃げるのではなく潔白を主張して、申し立てた女性に身分証を見せたり名刺などの連絡先を渡して、次の駅で急がずにゆっくりと立ち去って下さい。警察に通報された場合は、こちらからも警察に通報して痴漢行為はやっていない事と鑑識の同行を求めて下さい。鑑識の調べにより手指に被害を申し立てた女性の肌・衣服・下着の痕が残っていなければ潔白の有効な証拠になります。何処で犯罪に巻き込まれてしまうかもしれない世知辛い世の中になってしまったのかもしれませんが、あなた自身とあなたの愛するご家族を守る為にも日頃からの心構え、闘わない護身術も必要だと思います。
